この記事の続きです。
結局好転する望みがないので、考えて考えて、言うとおりに画像を消すということにしました。
自分のブログのRentaとの相性の良さ・収益性は無視できるものではなかったからです。
なのにも関わらず、レンタ側から返ってきた答えは、提携無期限停止。
理由は、一度でも疑いが出たらもうダメとのことです。
知らなかったよ。
自分は削除して、この先もずっと画像を使わなきゃそれでいいんだと思ってたけど、
「またやるかもしれない」って思われてるんだって。
気づかなかったよ。
漫画書評ブログは世知辛い。満足に漫画レビューも書けない世界
やんねーよカス。
せっかく提携復活してもらったのに、また機嫌損ねてめんどくさいことするわけないでしょ?
ただ、向こうの提示した条件としては、
「著作権元に許可を取ってるならいい」ということであった。
最初の話ね。今は、「今更許可取ってもダメ」って言われました。
でもこれは自分の弱かったところで言い訳できないんだけど、
著作権元全部に許可取れば堂々としていられたんだけど、
聞いたら断られると思ったから、もうこの「許可を取る」って選択肢は最初から除外してたのね。
実際その通りだと思うし。
集○社とか小○館に直接聞くってことです。
そしたら絶対「ダメ」って言われそうじゃん。
そういう意味では見逃してもらってるってことになるのかもしれんけど。
見逃してもらってるって、じゃあ、法律の「著作権法」ってなんなの?
ある意味あんの?これ。
でももうどうせ全部ダメになったからダメ元で全部の出版社にメールしてみようかな。
ブログのネタにもなるし、みなさんの参考にもなるしね。
一番最初に「画像を外したら提携を続けてもいい」って言われたとき
そのときにすぐ「消します」って言ってたら今提携できててリンク貼れてたのかもしんないけど
バリュコマもそう言ってたけど(そうかもしれないけど言うなよなそういうこと)
すぐ返事できなかったこと、自分は後悔してない。
これはレンタにも、バリュコマにも、誰にも伝わらないと思うけど
ユーザーの購買意欲を上げるために、どのシーンをチョイスするか?
って、毎回めちゃくちゃ考えてるんだよ。
見せたいところからどうやって繋げて必然性のある引用にするか。
たくさんの時間を使って。
根底には、もっと本が売れて、業界が盛り上がって欲しいっていう気持ちがあります。
文章だけだったらすぐアップできるけど、
どうしたらみんなが「買いたい!」「買わずにはいられない!」と思えるようなベストなシーンをチョイスできるかって、すごい時間をかけて考えてるんだよ。
毎回、あーでもないこーでもないって。
適当にやってるように見えるかもしれないけど。
画像も写真で取る→PCに取り込む→画像を明るくしたり調節する で手間がかかってる。
文章だけだったらもっとサクサク更新できてたよ。
何分も何時間も考えてチョイスした画像を、「消して下さい」って言われて、すぐには消せないよ。
だって、それって今まで費やして時間まで、過去の自分まで消しちゃうのと同じだもん。
過去の自分に申し訳ないよ。その時その時全力で一生懸命だったんだもん。
「よし、もう観念して消そう」って思えるまで、どうしたって時間が必要だった。
画像ありきで書いてる記事もあるから、あれをああする、あの記事はこうすれば消してもおかしくないってシミュレーションが必要
過去の自分が積み重ねてきたものを全て消すんだもん。
自分で自分を全否定するってこと。
この無期限提携解除の話電話で聞いたんだけど、
自分「最初は画像消せばOKって話だったのに、おかしくないですか?
バリュコマさんの法務の見解も大丈夫って話だったじゃないですか」
これ↓
そしたら、
バリュコマ「あくまで問題ない可能性が高いというだけの話で、
レンタさんからも、「バリュコマが全部責任を引き受けるならいいよ」とは言われたんですが、
こちらとしてもそれには首を縦には振れませんでした」
って言うわけ。
「責任取れます」って、言ってくんないんだよ。
ダッセェ会社だな。
責任って、何?
自分は引用の画像を文章3,000~4,000文字に対して3コマほどしか使用してません。
確かに昔はもう少し使ってましたが、もっと減らして修正をかけました。それは素直に反省しています。
明らかに誰が見ても主従関係は文章>画像になっており、著作権法を犯してない。
なのに訴えられたらって、責任って、何?
誰も味方はいません。
誰も味方になってはくれません。
バリュコマがこれを言った時の自分の絶望感がみんなに伝わるだろうか。
今回で著作権法の曖昧さというのが嫌でもわかったし、
「漫画のコマを引用してレビューを書く」というのは、
孤独です。
著作権法は曖昧すぎる
かたや作家さんに「ブログで紹介してくれてありがとうございます」って言ってもらえたり、
空リプで無断転載するなってdisられたり、
はたまた今回のようなレンタという大手コミック会社にダメと言われる。
メチャクチャですよね。
これから漫画レビューブログでアフィリエイトしたいと思っている人は、
作中の画像は引用しないほうがいいです。
自分は
法で決まってるんだから堂々としていていいだろう。
作品のコマが見えたほうが内容が伝わりやすく、
購買意欲も上がるし最終的に売れることに繋がる。
と思って信念を持ってやってきましたが、
結果はこのザマです。最大手の電子書籍会社にアフィリエイトを断られました。
BLでコマ引用ブログをするというブルーオーシャンに突っ走っていった結果が、このザマです。
後悔はしていません。だって、やってみなくちゃわかんなかったことだから。
逆に、アフィリする気がないという人は、是非堂々と引用をして、良いレビューを書いてほしいなと思います。
ただ、レビューブログを始める際にそこまで考えて始める人もなかなかいないだろう。
何か壁にぶち当たったとき、この記事を思い出してもらえたら幸いです。
レンタの収益率
ちなみにレンタの発生/確定率ですが、
ブログのPV6,000/dayほどで10,000円近く売れ、2,000円がこちらの利益で入ります。(1日の売上です)
自分はBLというRentaと相性が良いジャンルだったからかもしれませんが、
かなり発生しやすく、稼ぎやすいです。
ユーザーも電子書籍ではレンタを使ってる人が多い。
今回の件は、本当に最悪な終わり方を迎えました。
しかもレンタは返事も遅かったです。提携復活の条件を確認しろって言ってから、1週間待たされました。
クソッタレ企業です。
こんな感じで、好きなことを仕事にすると、知らないでよかったことまで知れて好きな会社が嫌いになることもありますねー。
自分は1週間、不安な気持ちと、早くリンクを貼りたいイライラと戦いながら過ごしました。
返事を待ってる時の1週間って、ものすごく長いです。
しかも待たされた結果、画像を消せばいいという話だったのに、永遠に提携できないという結論になりました。
ただでさえ辛い人生なのに、更にもっと辛いことが起こる人生のようです。
頭の血管が切れるという体験をすることができました。憎しみを作業に変えて勝ってやる。